ボカロと人間の融合!?ピノキオピーの音楽
ボカロPのピノキオピーの最新アルバムが発売されました。
アルバム名は
「HUMAN」
前回の「Antenna」で合成音声と人間ボーカルと合わせたCDでの実験を経て今回もほぼ全ての曲で人間ボーカルがエフェクトかけたりしながら入っている。
どんどんボカロという文化が廃れてきている中、新しい試みとして素晴らしい発想なのではないか。
ボカロが廃れているとはいったものの、昔からの一定のファンがついているPたちはコツコツとファンに応えるべく曲を作り動画を上げている。
新規の爆発的にヒットするボカロPこそいないものの、古参ファンたちは古参Pと共に楽しんでいるそんなイメージがある。
今回はピノキオピーの音楽を深く知ってもらうべく、いろんなピノキオピーを知ってもらってから帰ってもらうことにする。
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ルーツ
ボカロPの名前には二種類あって、処女作のニコ動のコメントから名付けられるタイプと自分の名前を貫くタイプがある。
(wowaka(現実逃避P)のように両方使ってる人もいる)
実はピノキオピーはこれのどちらでもある。
というのは、処女作が「ハナウタ」という曲で、鼻歌の曲なのだが、サムネイル画像が初音ミクの鼻が伸びている絵になっていることから、「ピノキオP」と名付けられてた。
本人も気に入ってしばらくは「ピノキオP」として活動ていたが途中から「ピノキオピー」と改名(?)した。「P」を「ピー」にしただけだが、自分でつけた名前と言える。
タイミングとしては2013年11月3日のアルバム「遊星まっしらけ」 のクロスフェードでは「ピノキオP」だったのが自作11月25日投稿の「ニナ」では名義が「ピノキオピー(ピノキオP)」と投稿者コメントに書かれるようになった。
どうでもいいかもしれないが、アーティスト名って結構重要。
ヒット作
2011年01月10日に「腐れ外道とチョコレゐト」が大ヒット
2014年05月27日に「すろぉもぉしょん」が続いて大ヒット
現在は「すろぉもぉしょん」がピノキオピー(ピノキオP)の中で一番再生数が多い曲となっている。
どちらもアップテンポで歌詞が早口でふんだんに詰め込まれている曲になっている。
ニコニコで受けそうな曲を書いた、といった印象を受けるが、僕もめっちゃ好き。
次々に歌ってみたが投稿されるなどしてめっちゃ流行った。
特にすろぉもぉしょんは大サビの盛り上がり方がめっちゃアガるので聞いてほしい。
ライブ
顔出しはしないスタイルで毎回仮面を被って出演してる。
DJ形式で「MK-2(マーク・ツー)」という相方と二人で音楽を演出している。MK-2氏のスクラッチやエフェクトで盛り上げて、ピノキオピーもターンテーブルをいじったり歌って盛り上げたりしている。主にミクの声に乗せて要所要所で歌ったりがメイン。
「はじめましての人ははじめまして、ピノキオピーと申します。」というのが投稿者コメントに毎回書かれていることから「祭りだヘイカモン」のライブはゆっくりがひたすら最後まで繰り返していた。
youtubeに10月にの渋谷で撮られた祭りだヘイカモンがあがってるので見てみればわかるとおもう。
このライブDVDは全国流通で円盤化しているので気になった方はぜひ手に取ってほしい。
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ニコ生
ピノキオピーのニコニコ生放送も独特で、主に作品にまつわる絵を描く配信であったり、作曲配信であったりするが、ピノキオピーの雑談にリスターのコメントがつき、おもしろくなる。というスタイルである。文字で書いてもまったく伝わらないのが悔しいが、そのとおりなので書きようがない。
だいたいのニコ生ではコメントを打つと「棒読みちゃん」が読んでくれるの設定をしているのだが、この放送は特定のコメントを打つと、それに応じて特定の読み方をしてくれる。例えば「高笑い」とコメントすると男性の「ハッハッハッハ」と言った音声ファイルが再生されるなど、実に様々な仕組みが仕込まれている。
ほかにも
「DO」→「誰だお前」
「NM」→寝る人またね
「UKU」→鬱Pかわいいよ鬱P
「どうして」→どうしてちゃんのボイスが流れる
など、コマンドは明言されてないので自分で放送に張り付いて見てると知ることができる。(筆者も5年くらい前からコミュ参加はしているものの、そこまで的確に把握しているわけではない)
どうしてちゃんというのは、ピノキオピーが落書きで書いたキャラがマスコットになり、曲のPVにも登場したり、どうしてちゃんのテーマという曲も作られた。
現在LINEスタンプも発売中である。第二弾はこちら。目から血が流れていることや刃物をもっていることで何度も審査に落ちた過去があるらしい。
終わりに
ピノキオピーが出演するライブ「西日が強いに2016」に行ってきました。
大変楽しかったです。このレポートも近々書きます。
新しいジャンルを発掘したいというかた、ピノキオピーの楽曲おすすめです。
おススメマイナー曲の記事もまた書きたいですね。