久しぶりに面白い本を読みました。
とてもためになる本だったので記事にして紹介してみたいと思います。
ぼくは愛を証明しようと思う。/藤沢数希
読んだのはこの本です。
どんな本か簡単に言うと、ほどほどにモテない男がモテまくるためにモテてる人からモテるテクニックを学んでモテまくる話です.
そのテクニックが興味深いものだったので一部紹介したいと思います。
女にしゃべらせる
聞き役に回ることが大切です。
誰でも自分が一番話したいのです。相手に気持ちよく思ってもらうためにいかに相手に話させるかが大切だとこの本は言っていました。
と言っても、質問ばかりするのもNG。
うまく自分のことを質問させて自分を魅力させることが必要みたいです。
う~む難しい。
ラポールを形成してリーディングする
ラポールとは潜在意識レベルでの信頼関係のこと。
好ましい状況に誘導することをリーディングといいます。
心理学用語なのですが、恋愛工学にも応用出来るといいます。
段階を踏んで相手をうまく誘導しましょうということです。
いま相手が自分に対してどの段階にいるのかを見極める必要があります。
ACSモデル
段階というのがこのACSモデル。A→C→Sの順でないとうまくいかないのだそう。
Attraction(魅了)
自分の魅力を相手に気づかせる。
具体的には無関心さを装う、ディスる、非モテコミットを避ける。
ここを飛ばしてしまうと友達フォルダに分類され、恋愛対象に戻すのは難しいそう。
褒め過ぎて相手に舐められるのもダメだという。
(非モテコミットとは一人の女性に固執してダメになること詳しくは本を参考)
Comfort-Building(信頼を得る)
ラポールを形成する。
なごみのフェーズ。
ここで聞き役にまわらないといけない。
脈アリサインを見落とさないようにして褒めたり、手を握ったりするそう。
褒める時も、人から言われ慣れてないようなところを褒めると効果的なのだそう。
Seduction(性的誘惑)
Cフェーズで信頼を得て初めてSフェーズに移れる。
性的魅力を相手に感じさせ、家に連れ込むなり、ホテルにいくなりする。
タイムコンストレイントメソッド
時間制約をつけることで相手に安心させる。
何時になったら別れるとあらかじめ言っておき、時間になるとしっかり別れる。
その時に相手に別れたくないと思わせるのがうまいやりかた。
ラポール形成に役立つ会話テクニック
ペーシング
相手とペースを合わせる。
同じ速さで話したりする。
ミラーリング
相手と同じ行動をする。
相手がコップを取ると自分もコップを取る。
膝に手を置くと自分も膝に手を置く、など。
バックトラック
相手の言ったことを繰り返す。
「このお肉美味しいね。」
「うん、美味しいね。」
「奈良県出身なんです。」
「へえ、奈良県出身なんだ。」
オウム返しするだけ。
イエスセット
イエスと言わせる質問をすることで断りにくい心理状況を作る。
「お肉美味しいね。」
「うん美味しいね、お肉好きなの?」
「うん、お肉好き」
「髪の毛染めてるね。」
「うん。茶色にしてるの」
など。
明らかに分かったいることを質問する。
視線
左目→右目→ちらっと体→口
なんかしらんけど心理学的に相手に性的対象と思わせる視線使いらしいです。
なんじゃそりゃ。
恋愛工学
恋愛も決まったノウハウとテクニックで攻略できるゲームだという。
テクノロジーを使えば恋愛だってだれでも有利に運べるという理屈。
ただ、全発命中なんてことはないのでたくさん数を打とう、そのためにも街で声掛けできる精神を持つことが大事。みたいな。
適切なテクニックを身に着けて期待値をあげ、試行回数を増やすとモテにつながるという。
ただ、この本で紹介されている恋愛工学が通用するのは顔の偏差値が中の上以上だという。
女性から非難があるのはここで、恋愛工学を持っていながら落とせなかった女は顔面偏差値が低いと理屈付けられるからだそうだ。
まとめ
紹介できたのはほんの一部です。
すこしでも気になった方、現状に満足が行かない方、この本を買って見てはいかがでしょう。
読んでから実践するのは本人なのですから。
また、同じ内容の漫画も出ているようで、もうすぐ2巻も発売するみたいです。