8月6日から7日に友人二人で大峰山の八経ヶ岳へ一泊二日の登山をしてきました。
一泊二日の登山は初めてだったので持ち物や今回の計画など紹介していきます。
当初の予定と実際のルート
登山計画書にはこのルートで提出しました。
登山口に提出ボックスがありました。
このルートは
- 右上の行者還トンネル西口から出発
- 弥山で昼食
- 狼平の避難小屋で一泊
- 3時に出発で弥山を通過して八経ヶ岳で日の出を拝む
- 南へ降りて日裏山を通って狼平へ戻る
- 弥山へ行き、行者還まで下山
という予定でした。しかし、日の出をみるという目的を果たした後は疲れ切ってもう帰ろうということになり、上の赤で書いた部分はカットして帰りました。
日の出を拝んだ後はまっすぐ帰りました。
思ったより疲れて眠かったので弥山のベンチで昼寝してから帰ったので予定時刻よりも少し遅れました。
持ち物
一泊登山の準備重いな pic.twitter.com/WusNGoE1Zb
— 〒ペンγ (@sharppencilman) 2018年8月5日
今回持っていったザックはモンベルのキトラパック40です。
一泊なのでシュラフを入れる必要がありました。
冬用シュラフをなんとか100均で買った圧縮袋に入れたのですが、パンパンでした。
今回は小屋泊なのでテントは持って行ってない(まだ買ってない)のですが、これ以上入らないなという感じでした。
パッキングをもっと上手にすると入るかもしれないですが。
食料
今回の持ち物を紹介していきます。
ザックの7割位を締めてるんじゃないかという寝袋。
エアマットは今回初めて使いました。心地よかったですが、なくてもいいなといった感触でした。
今回の食料は
- 一日目昼にスープパスタとパスタ
- 一日目夜にカレーメシと焼鳥の缶詰
- 二日目朝にチキンラーメン
- 二日目昼にパスタ
でした。
携行食としてカロリーメイトとSOYJOYと芋けんぴを持っていきました。
あと適宜どこかで食べる用で粉末のコーヒーと粉末のポタージュを持っていきました。
予備の食料はドライフルーツを持っていきました。食べる予定はありませんでした。
結局食べなかったので次回にまわします。
左に写ってるのが水の容器です。100円均一で買ったナルゲンボトルもどきです。
水の量を量れるので便利でした。
水がなくなる
水分は今回
- ハイドレーションにポカリ2リットル
- ナルゲンボトルもどきに330ml
- ペットボトルにお茶を凍らせたもの500ml
- 自転車用の容器に600ml
- アミノバイタルパーフェクト130g二本
- アミノバイタル300g
の3.43リットルでした。
結果、水が晩ごはんの時には無くなりました。
近くに川があったので川の水を煮沸して使いました。
思ったよりパスタに水を取られました。
おかげでコーヒーとポタージュは我慢することになりました。
持ち物
写真には写ってないですが他の持ち物としては
- SOTOのバーナーセット(アミカス)
- チャッカマン
- ヘッドライト
- 懐中電灯(自転車につけてるもの)
- モバイルバッテリー(20000mA/h)
- 虫除けスプレー(ハッカ油を薄めたやつと市販のやつ)
- 着替えのTシャツ
- 救急キット
- 紙の地図
- 財布
- レジャーシート
- タオル
- WIMIUSのカメラ
写真
ここから写真と一緒に振り返っていきます。
スタートからチェックポイント
車でぐっねぐねの山道を40分ほどかけて到着
助手席は酔うだろうなあと。
行者還トンネル西口です(ぎょうじゃがえりとんねる)
駐車料金1日千円、今回は泊まりなので2日で2千円取られました。
下山した時用の洗い場が近くにありました。
スタートするとすぐにバエそうな橋が。かわいい~
1つ目のチェックポイント
山の景色を撮りながら楽しんでます。
3つ目のチェックポイント聖宝の宿跡です。
予定時間より30分ほど遅れていました。
地図に載ってる数字は目安の時間なのですが、この目安歩くの早すぎでしょ。
地図にはスタートから弥山小屋の山頂まで135分で行ける計算です。
休憩も入れて2時間半ほどで到着する予定でした。
実際は3時間以上かかってしまいました。
弥山小屋山頂到着
1つ目の山頂到着です。
弥山で「みせん」と読むそうです。
山小屋では水やコーラなどが売ってました。
もしものときは買うつもりでしたが結局買いませんでした。
水は1リットル100円なので全然ありです。
トイレもあります。
昼食はパスタとスープパスタです。
ここで水500mlくらい使ってしまったのがいけなかったですね。
パスタの茹でる練習しとけばよかった。
狼平避難小屋に到着
避難小屋は2階建てになっていて、4時頃到着したときにはおっちゃんがすでにいました。
予約とかなにもないので誰かがいることだってあります。
一階に3人寝ても十分な広さでした。
持参のビールで6時頃乾杯
500mlは多かった…
350ml二本でちょうどいい量でした。
焼き鳥の缶詰めを川の水で湯煎。
最高にうまかったです。
凍らせたペッドボトルと一緒に保冷バッグに入れてたので文句なしのキンキンに冷えてました。
8時就寝2時出発
2時半ごろ身支度を終え、出発して4時ごろには八経ヶ岳山頂に着きました。
5時過ぎのご来光に備えて1時間早くの到着でした。
朝ごはんを食べて待ちます。
残り少ない水でのチキンラーメンは味が濃いめでした。
カロリーは芋けんぴで摂ります。
かなり曇っていたのですが、雲の隙間から見えたご来光はとてもキレイでした。
徐々にピカーッと明るくなる様子は感動でした。
ということでこれで目標は達成(ということにして)
予定はここからぐるっと周るつもりでしたが、しんどくて直帰しました。
ギリギリの水での昼ごはんを8時くらいに食べてヘトヘトになって帰りました。
トレッキングポールについて
今回始めてトレッキングポールを持っていき、使い倒しました。
感想としてはやっぱりあったほうが楽。
ムキムキの友人はポールに頼っていたら足腰が鍛えられないと意地はっていましたが、それはムキムキだからですね。
僕はヒイヒイ言いながら付いていくのに必死でした。
上りは腕と手を使って登れるので疲労が少しマシだった気がします。
特にかなり急な段差のときはポールに体重をかけられるので登りやすかったです。
下りは先にポールをついてから降りるのでいくぶんか足の負担が抑えられました。
ただ、ポールを使うと降りるのが遅くなりました。
自分は普通の速さで歩いているつもりでも、ポールを使うことで慎重になるのか、早く歩くことができなかったうように思いました。
友人にポールを貸したときも後ろから歩いてなんで急にゆっくり歩くんやろと感じたくらいです。
帰りの下山のときに特に友人との差が開きました。
ムキムキの友人は急にトレイルランを始めたかのように早くあるき出したようでした。
それくらい僕が遅かったんでしょうか。
後半は足がガクガクでトレッキングポールがないと膝が限界でした。
スピードは遅くなりますが、やっぱりポールはあって良かったです。
かなり安物のポールを買いました。
回して長さを調節するタイプなので、締め付けが甘いとたまにへっこんだりするのが難。
壊れるまでは使いたいと思います。
まとめ
夜道の登山は初めてだったのですが、まーーーー虫がよってくる。
LEDは虫が来ないとかいうの、都市伝説でした。
本当に真っ暗だし、自分が照らしている明かり以外なにもないので不安。
足元だけ照らしていたのですが、途中で道を見失うことなどザラにありました。
夜中は昼よりも冷えるのでなるべく汗をかかないように気をつけました。
汗をかくとあまりにも冷えてしまうので。
休憩もしながらなんとか山頂についたときは達成感ですね。
山頂飯がうまいのなんの。
夏なのに寒くてダウン着てるのも面白かったです。
今回の一番の反省は水が足りなかったことです。
一泊するときの水は配分がなれてないと難しかったです。
友人はスポーツドリンクの飲む配分を考えてなかったので後悔することになってました。
次一泊するときは寝袋をもっとコンパクトにして、水をもっと持っていきたいです。
あと食器がやっぱり足りなかったので100均のボウルとステンレスのコップを購入しました。キャプテンスタッグのラーメンクッカーもかいました。
これで飯盒にもチャレンジしてみたいです。