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M-1グランプリ2017優勝は和牛じゃなくてとろサーモン 感想

M-1グランプリ2017が12月3日に放送されました。

 

優勝はとろサーモンでした。

僕なりの感想を述べていきます。

 

今年はランダムにその場でネタ順を決めるというシステムでしたが、ちょうどいいネタ順になったと思います。

期待値が高い実力コンビが最後の方という番組的にも採点的にもすごくうまくいった順番だったと思います。

もしかしてカイジ的なイカサマがはたらいていた????

 

数字は点数で左から順に

オール巨人 渡辺正行 中川家礼二 春風亭小朝 博多大吉 松本人志 上沼恵美子

です  

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 ゆにばーす

89 87 90 91 92 87 90 
合計626で8位

 

いきなり無名コンビ

トップがこのレベルで良かったです。

いきなり和牛が来て高得点付けれないとなるのは勘弁でした。

とんでもないブス女とメガネでホテルのネタでした。

普通のコンビで普通の漫才を見た気がします。

強いて言うなら顔が異形。

でも詐欺メイクで可愛くなるとかいう特技があるらしい。

90点も要らない出来でした。

 

カミナリ

87 86 89 90 91 85 90 
合計618で9位。

 

去年のM-1で名が売れて今年ブレイクしたコンビ。

去年初めて見た時はそこまで爆発力が無かった気がしますが、徐々に面白く感じてきました。

茨城の方言ツッコミが独特で思いっきりぶっ叩くのが特徴です。

最近いろんな賞レースに出てきてるように感じます。

歌ネタ王のときは面白くなかったですが。

ツッコミが面白いコンビは見るのがクセになります。工夫がすごい。

銀シャリもツッコミが面白いタイプですね。見てて気持ちがいいです。

オチが弱かったです。モグラて。

 

とろサーモン

88 93 93 93 93 92 93 
合計645点で3位。

 

とろサーモンはずっと好きです。

一時期見なくなった時期がありましたが、昔から好きです。

昔はひたすら村田が久保田を受け流すシカト漫才でした。

久保田の演技なのか素なのかわからない気持ち悪い喋り方が多少のブラックジョークで好きです。

永遠にわけわからんことをだらだら喋るボケが斬新で好き。

一本目は旅館の女将のネタでした。

カマキリの寄生虫の話を聞かされてチャーハンこぼれてるあたりが面白かったです。

大阪から東京に行って全く仕事がなくなったという話を漫才ラバーズで聞きました。

久保田がセックスにハマった時期があったという話も言い回しが面白いですね。

高得点で妥当だったと思います。

 

 

スーパーマラドーナ

94 91 92 91 93 90 89 
合計640点で4位。

 

カニ押しが強かった気がします。

そこまで面白くないのにカニが3回くらい出てきた。

常連ぽくなったスーパーマラドーナ。2015、2016、と三回目です。

爆発力はないものの、安定しています。なぜか今年も優勝は似合わない出来だったと思います。

合コンのネタで田中がいつものヤバいやつのキャラでした。

武智のツッコミがやっぱりハマってない気がしました。

好きなんですけどね。スーパーマラドーナ。

 

かまいたち

95 89 94 90 92 91 89 
合計640で4位。

 

キングオブコント優勝のかまいたち。

漫才も出来ます。

怖い話がムカつくネタでした。

後半ずっと卍押しでした。

ボケがちょっと弱かった気がします。屁理屈で花子さんの怖さを論破するという昔ながらのネタの流れでした。

イラッとして手を出して目をつくのは鉄板で面白かったです。

 

マヂカルラブリー

86 89 88 89 88 84 83 
合計607で10位。

 

最初の

野~~田~~です。(マヂカルラブリーです)

が一番面白かったです。

ネタは野田ミュージカルで全編客をやるというネタでした。

一貫して同じボケを続けるというボケ。

これはM-1向けではないと思います。

キングオブコントのほうな気がします。

漫才を見たいのにコントを見ている。

漫才ならではの後半の畳み掛けや伏線回収などは全くありませんでした。

評価もボロボロで上沼恵美子が「よく決勝これたね」などと厳しいコメントをしていました。

 

さや香

87 91 90 90 90 90 90 
合計628点で7位。

 

初めて見ました。

まったく覚えられない顔と名前。

ネタは歌のお兄さんになりたいというネタ。歌のお兄さんを知らない相方がどんどん乗ってきて憧れるという斬新なスタイル。

気持ち悪いほど乗ってくるのはチュートリアルの冷蔵庫のネタやバーベキューのネタを彷彿とさせました。

全く知りませんでしたが、このコンビは決勝に来るくらいのネタの面白さでした。

3歳向けの「うた」に全力でコールする大人は笑いました。

歌のお兄さんを知らないところから始まって屁理屈で否定するのかと思いきやノリノリになるのは意表を突かれました。他のネタもみたいです。

 

ミキ

93 94 91 92 91 94 95 
合計650で2位。

 

最初の難しい漢字、なんていったの?

後から薔薇って聞き取れました。

お兄ちゃんの声が張りすぎて高すぎてやっぱり聞き取れない時がまだあります。

ここ最近で急成長したミキ。漫才が達者だと思います。

弟のアホなキャラは好きです。もっとアホなこと言って欲しい。

松本、上沼が高得点過ぎるのは謎でした。

テンポも良くボケも切れていたと思います。

紙に書いたらすぐ分かるのに空中で書くという回りくどさ。

どうやったら漫才のネタにしようと思うのでしょう。

 

和牛

92 92 93 94 94 93 95 
合計653で1位。

 

最有力優勝候補。視聴者の予想ではダントツの一位でした。

審査も一位。

ネタはウェディングプランナーのネタでした。

後半で伏線を回収する気持ちのよい練られた漫才でした。

川西が乗ってスティーブ・ジョブズ風の演説するところは一番笑いました。

オチも飛び跳ねて出てくるという伏線が効いているボケで大変キレイにオチていました。

点数も高いのは納得です。爆発力もあったし賞レースに向いている後半盛り上がるいいネタでした。

 

ジャルジャル

93 88 89 90 91 95 90 
合計636点で6位。

 

びっくりするくらい点数が低い。

6位て。

ピンポンパンゲームのネタ。

ジャルジャルだからもう一展開あると思ったと審査されていましたが、展開が無いのがジャルジャルなんじゃないのかと僕は思いました。

盛り上がり方がすごいしテンションも高くなって後藤が上手く出来ているのも気持ちよかったです。

笑い飯のだんだん注文が増えていくネタに近いかと思いましたが、後藤が一発クリアするところは笑い飯と変えてきてさすがだなと思いました。

このネタはテンポが大事で見ている方が追いつかなくなるかならないかのところがちょうどいいと思います。

点数はスーパーマラドーナよりは上なんじゃないかと思いました。

 

決勝

かまいたちとスーパーマラドーナが同点でした。

もし和牛がミキより点数低かった場合決勝には4組行ったのでしょうか。

どうやって3組を選ぶのか説明がなかったように思えます。

 

とろサーモン

焼きIMOのネタ

新興宗教みたいなイモ。

とろサーモンらしい奇妙なキャラでのネタでした。

爆発的に受けていたようには思えませんでした。どちらかと言うと普通の漫才でした。

冒頭で「ところでサーモン君」という掴みが無かったのが残念です。アレ好きです。

ミキ

ダースベイダー

知っているネタでしたが笑えました。

でも私24歳、暴れん坊将軍のテーマとか知らないです。

ギャーギャーさわぐツッコミも慣れるといいですね。慣れ。

 

和牛

旅館の女将

まさかのとろサーモン一本目と被り。

嫌な客の役として水田。

去年の嫌な彼氏を彷彿とさせました。

ネチネチ嫌味を言ってくる水谷に川西がさばいていくのが心地良いです。

 

優勝はとろサーモン

とろサーモンが4票和牛が3票でした。

巨人、松本、上沼が和牛に入れていました。

正直、この三人に認められたら優勝みたいなもんではないでしょうか

他のよくわからん時代遅れの落語家や年寄りの票がそんなに大事でしょうか。

 

「和牛はまだ来年チャレンジ出来るということで今年はとろサーモンが優勝した。」

という動機づけならもうM-1グランプリは来年から止めたほうが良いと思います。

それまでは関係なくそのネタが面白いかどうかだけで判断すべきです。当たり前ですが。

といいますが、僕はとろサーモンが面白かったと思ったし、優勝で文句はないと思ってます。

久保田のブラックな冗談とキャラが好きです。

口達者なのでこれからも色んな所で活躍するのでしょうか。

これからもネタ作りだけは止めないでほしいです。トレンディエンジェルのように。

 

僕は天竺鼠がずっと好きですし、今回も敗者復活で上がってきてかき乱してくれることを期待していました。来年も頑張れ川原。

 

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