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邪神ちゃんドロップキックがB級アニメすぎて最高

この記事は邪神ちゃんドロップキックというアニメについてひたすら褒める記事です。

 

 

 

邪神ちゃんドロップキックとは

 公式HP

jashinchan.com

 STAFF

 原作 ユキヲ(COMICメテオ連載)
製作総指揮 夏目公一朗
監督 佐藤光
シリーズ構成 筆安一幸
脚本 筆安一幸、村上桃子
キャラクターデザイン・総作画監督 古賀誠
色彩設計 野口幸恵
音楽 栗原悠希、神馬譲
音響監督 今泉雄一
音響制作 エスタ―セブン
アニメーション制作 ノーマッド
制作 ダンガン
製作 邪神ちゃんドロップキック製作委員会

 

CAST

邪神ちゃん 鈴木愛奈
花園ゆりね 大森日雅
メデューサ 久保田未夢
ぺこら 小坂井祐莉絵
ミノス 小見川千明
ぽぽろん 佐々木李子
ペルセポネ2世 飯田里穂
橘芽依 原奈津子
遊佐 荒浪和沙
浩二(氷ちゃん) 寺田御子
ベート M・A・O

 あらすじ

 女子大生の花園ゆりねはある日うっかり邪神ちゃんを召喚してしまう。

魔界から呼び出された邪神ちゃんは魔界に帰るため召喚したゆりねを殺そうとする。

 

というあらすじがアニメではカット

 

私的アニメ評論

視聴者厳選の1話

いきなりなんの説明もなく始まるすきやき回。

視聴者は「???」といった状態でもかまわずなんの説明もなく1話は終わります。

なぜ急に邪神ちゃんはゆりねに攻撃?こいつらは誰だ?

登場人物紹介も名前紹介も何者のなのかもわからないままキャラは突っ込むしボケる。

ツッコミどころ満載でわけがわからないままジェットコースターのように終わります。

 

2話以降でも世界観の説明も無く、そのまま物語(?)は進みます。

 

この謎スタイルが妙に僕の心に刺さりました。

1話を見終わったと同時に始まるモヤモヤ

自分が見たのは本当に1話だったのか。

ギャグ中心に進んでいくのですが、設定がガバガバで突っ込みどころしかない。

 

なんだろうこの、覇権アニメに絶対になり得ないB級臭・・・

 

邪神とか悪魔とか天使とか出てくるのでガヴリールドロップアウトと似た世界観なのかな?

と一瞬思うのですが、そんな高貴なものと比較してはいけない。動画工房が誇る覇権アニメと比べてはいけない。

 

  • 動画工房には絶対作れないこのチープさ(褒め言葉
  • 1番手にはなれないクオリティ(超褒め言葉
  • 視聴者置いてけぼりの謎ギャグ(スーパー褒め言葉

 

この感じ、どこかで・・・

 

そう。これは

 

ディーふらぐ!

 

もしくは

 

NEEDLESS

 

その空気感に似ているものを感じました。

僕はこの2つの作品が大好きです。

超好きです。

つまり僕の中での最高の褒め言葉です。

この2つのアニメは、視聴中

なんだよこれ。くっだらねえ。いつおもしろくなるんだ。

と思いながらも視聴後、

もう30分か。今週も面白くなかったな。

と言いながらも来週も観る。

そういった楽しみ方をしていた作品でした。

かなり謎なのですが、そんな作品のほうが深く心に残っているのです

 

完全に惰性で見た12話(NEEDLESは24話)ですが、振り返ってみると忘れられない作品になっているのです。

今思えば面白かったのでは。と勘違いしそうな、そんなB級作品です。

 

なんの性癖なのか、そんな微妙なクオリティアニメフェチになってしまったのかもしれません。

 

めっちゃいい声優

いいです。

声優はすごくいいです。

上記の僕の好きなアニメ2つはすでに超売れている声優を起用しているのですが、邪神ちゃんに関してはそうでもありません。

これから売れそうな新人声優を育てていこうという意識が見られます。

 

特に邪神ちゃん鈴木愛奈さん。

ラブライブ!サンシャイン!!の小原鞠莉の人です。

個人的に鈴木愛奈さんが好きなので贔屓目になりますが、とてもいい味がします。

「~ですわ」口調もすごくハマっていてキャラクターにすごくあっていると思いました。

 

そしてミノス役の小見川千明さん。

も~この人もすごく好き。絶妙に棒。全然新人じゃないはずなのにこんなだっけ!と言わんばかりの演技。

ひだまりのなずなはちょ~可愛かったのにな~~。。。。

 

めっちゃ推せます。

 

 

他にも推し推しの声優、大森日雅*1さんやi☆Risの久保田未夢*2さんもいて絶妙にいい。

 

アニメの構成が良い

前述したとおり、1話ですさまじい視聴者厳選が行われます。

僕はその後外へ出てぶらぶらしたのですが、気付いたら本屋で1巻を探し求めていました。

 

他のことを考えようにも邪神ちゃんが頭から離れない。続きが見たい。もう一回1話を見たい。あれは本当に1話だったのか確かめたい。

そんなことばかり考えるようになってました。

 

話は全然わからなかったが、テンポは良かったのではないか?とか実は劇伴が超名作なのでは?とか褒めるところを探しましたが結果

 

ディーふらぐ!のような面白さ

 

という全く人に伝わらない褒め言葉しか思いつきませんでした。

 

ツッコミたい

原作通りにいけば問題なかったはずのツッコミですが、

3話でクリスマスの日、あっさりゆりねからのチキンを受け取るのですが、5話で魔女からの施しは受けない…という葛藤があります。

ここで、ああ、原作では順番が逆だったんだな。と読み取れるところが面白いです。

 

更に3話では急に作画が怪しくなる回があります。本当に笑いました。

 

遊佐という名前の子供が浩二にするという唐突の声優ネタだったり、5話で「これアニメだったのか!」というメタギャグも最高。

というか5話にしてやっと魔導書の下巻を探しに行くのかよというツッコミ。

(魔導書の上巻で邪神ちゃんを召喚、下巻で魔界に戻す方法が書かれている。というのが原作1話の設定)

 

ゆりねが魔女ではないというのがかなり後になって、しかも軽いツッコミで否定されています。

アニメだけだとゆりねは魔女という設定のまま見進めてしまいます。

ゆりねはそもそもただの大学生でちょっと変わった趣味なだけです。

ペコラは魔女だと勘違いして、それに軽く否定するだけなので聞き逃したらこの先ゆりねは魔女のまま観ることになります。

 

 

しかし

そんなことは

どうでもいい

本当にどうでもいい

 

そんなガバガバ設定までもがギャグに思えてきて一層面白くて好きになります。

 

5話まで一気に見てしまいましたが、一気に観るのはもったいない。そんなアニメでした。

5話までみてからyoutubeに1話が半分だけアップされていることに気づき、もう一度見たのですが、なるほど。楽しめました。

キャラを理解している分、1話は主要キャラ全員出ていて面白いです。

最初はわからなかった設定が手に取るようにわかる。これは気持ちいい。新手の伏線回収ですか(違う)


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まとめ

 

ということで褒めちぎりました。

最近アニメ見ずにゲームばかりしていましたが、ちょっと観るとすーぐハマってしまいます。そして記事にしたくなる。(こみっくがーるずのときもそうだったような)

 

アニメは

面白いアニメを観るんじゃなくて

好きなアニメを観るに限りますね。

間違いなく今季で一番好きなアニメです。

 

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しかも!全2巻!!

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*1:パンでPeace!ののあちゃん

*2:ツイッターの自撮りがツボすぎて個人的にすごくハマっている。

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